志望校と併願の選び方—浪人生が“落ちにくい出願”を作るためのいちばん簡単な方法—

■はじめに

「この志望校で大丈夫かな…」
「併願をどう組めば全部落ちずに済むんだろう…」

浪人生の多くが悩むのが、この“出願の決め方”。

でも実は、見るべきポイントは
①配点 ②方式 ③共通テスト比率
この3つだけで十分です。

そして併願は、
安心2:実力2:挑戦1
にするだけで崩れにくくなります。

さらに大事なのは、
やりたいことが明確でなくても志望校は決められる ということ。


浪人生が一番やりがちな失敗は、
前年の情報やSNSの噂をそのまま信じること。

入試は毎年、どこかが必ず変わります。

だから、最初に見るのはこの3つの“公式情報”です。


●共通テストの科目・配点・手続き

→ 大学入試センター「受験案内」
https://www.dnc.ac.jp/sp/kyotsu/shiken_jouhou/r6_gaiyou.html


●出願〜試験の流れ

→ 大学入試センター「実施要項」
https://www.dnc.ac.jp/sp/kyotsu/shiken_jouhou/r6_jisshi.html


●大学の選抜の考え方(方式の大枠)

→ 文部科学省「入学者選抜実施要項」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/nyushi/1412172.htm


これらは「誰がどう決めているのか」を示す公式資料。
迷ったらここに戻れば、情報迷子になりません。


浪人生は1年勉強したことで、

  • 伸びた科目
  • 安定してきた科目

がはっきりします。

大学側も
「この科目ができる受験生に来てほしい」
というメッセージを、配点や方式で示しています。

だからこの3つを見るだけで、
“今年の自分と相性のいい大学”=“受かりやすい大学”
が自然に絞れます。


●① 配点

伸びた科目の配点が重い大学は戦いやすい。

例:

  • 英語Rが伸びた → R重視の大学
  • 国語の記述が得意 → 記述中心の大学
  • 数Ⅲが厳しい → 数Ⅲ比重の大きい大学は消耗が大きい

●② 方式(記述/マーク)

  • 記述力が伸びた浪人生 → 記述多めの大学
  • マークの正確さが上がった浪人生 → マーク比重の大学

方式だけでも相性は大きく変わります。


●③ 共通テスト比率

浪人生は共通テストが 安定しやすい
だから比率が高い大学は合格可能性が読みやすく、相性が良い。


浪人生が落ちやすくなる併願の例:

  • 挑戦校ばかり受ける
  • 去年の悔しさで“上”に寄せすぎる
  • 安全校を「受けたくない」で外す

これは全落ちリスクが一気に跳ね上がるパターンです。


✔ だから、こう組めば安定する

  • 安心(確実なライン)……2校
  • 実力(本命)………………2校
  • 挑戦(やや上)……………1校

このバランスが最も崩れにくく、点数が安定します。


浪人生によくある悩み:

「やりたいことがまだハッキリしない」
「志望理由が思いつかない」

実はこれ、普通です。


●エビデンス:興味は18〜22歳で大きく変わる

教育心理学の調査では、
大学1〜2年の段階で興味が変わる学生は50%以上
というデータがあります。

つまり、
高校の段階で将来のやりたいことを決めるのはそもそも難しい。

だから、「やりたいことが決まってない自分」は全く問題ではありません。


理由は3つ:

●① 上位大学ほど進路の自由度が広い

→ 専攻変更・研究・院進・就職の選択肢が豊富。

●② 興味が変わっても対応しやすい

→ カリキュラムや制度が柔軟。

●③ 浪人生は“伸びた科目”がはっきりしている

→ “今年の自分”に合う大学を選びやすい。


●志望理由は小さくていい

「キャンパスが好き」
「通いやすい」
「雰囲気がいい」

これだけで十分。
専門的な志望理由は大学に入ってから育ちます。


✔ STEP1

第一志望+候補校を3つだけ選ぶ

✔ STEP2

その3校の
配点|方式|共通テスト比率
を1枚にまとめる
(公式リンクからすぐ確認できます)

✔ STEP3

3校を
安心・実力・挑戦(2:2:1)
に分けてみる
足りない枠があれば1〜2校追加する

これで“落ちにくい併願”がほぼ完成します。



  • 「伸びた科目 × 大学の配点」で相性がわかる
  • 併願は「安心2:実力2:挑戦1」で崩れない
  • 「やりたいこと」が決まってなくてもOK(興味は後から育つ)

だから今年は

“今の実力で行ける最も良い大学”を目指すのも立派な戦略


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